多摩川 ウグイスの特訓 風ニモ負ケズ
多摩川右岸の散歩道、だんだんと緑が濃くなり繁茂してきていますが天気はいいのにやたら風が強い日です。
そんな中で、「風ニモ負ケズ」さえずりの特訓を続けているのはウグイス。早く上達してその歌声でメスを魅了し獲得して種属保存に繋がりますように! ほんのちょっぴり節回しができつつあるようだがまだまだ聴き惚れるレベルにはほど遠い。一所懸命やってはいたが最後は一陣の強風で吹き飛ばされてしまった。たゆみない努力の結果、配偶者を得てやっとメスが数個の卵を産んだとしても、かなりの確率で、巣の留守中に飛来したホトトギスが産んだ卵から孵化したヒナがウグイスの卵を全て排除し、結局親ウグイスはホトトギスのヒナを自らの子と勘違いしたまま育てるという託卵の悲惨は以前の記事で紹介した。ひと月以上遅れて渡来するホトトギスが現われて以降、託卵の被害に遭うウグイスの巣は実に半数近いらしい。この頃さえずり特訓の姿をよく見かけるのでなんとなくウグイスに同情心が湧きエールを送っている。
⇒ 動画 ウグイスの特訓 風ニモ負ケズ
↓ 緑が深まってきた多摩川右岸
↓ 足元の各種蝶たち カラスノエンドウで吸蜜するツマキチョウ(メス)
↓ コミスジ 頭~腹の上部の虹色の輝きが目を惹く
↓ アブラナで吸蜜するベニシジミ
↓ ツバメシジミ(オス)の飛立ち