2024年 お気に入り 蝶
2024年のお気に入りの蝶編。この一年を振り返ると、特筆に値するほどのミドリシジミ類の発生の少なさ、発生時期の乱れに悩まされましたがそれでもそのほかの蝶たちは概ね早め早めながら順調に姿を見せてくれました。
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。よいお年をお迎えください。
↑ 4月 キタキチョウ 珍しくシャガの花に飛来する (川崎市 7日)
↓ 4月 ツマキチョウ オオアラセイトウの群落上をオス2頭がもつれあいながら飛ぶ (川崎市 7日)
↓ 4月 ツバメシジミ 早春の低温期に時々見られる、青藍の鱗粉が散ったメス。普通は地味な濃灰色 (川崎市 多摩川 16日)
↓ 4月 ギンイチモンジセセリ 食草のススキ類がある河原は台風による増水被害を受けやすいので春先の発生をいつも危惧するが今年も無事出てきてくれた (川崎市 多摩川 16日)
↓ 4月 ベニシジミ 春に羽化して出てくるベニシジミは燃えるような橙色がまぶしく嬉しくなる (川崎市 多摩川 17日)
↓ 4月 ヒメギフチョウ 月初に神奈川でギフチョウを撮影し損ね長野まで足を伸ばした、スミレで吸蜜 (長野県 白馬村 25日)
↓ 4月 ギフチョウ ここでは珍しく本種とヒメギフチョウが混棲している。定番のカタクリでの吸蜜 (長野県 白馬村 26日)
↓ 5月 ミヤマカラスアゲハ 日本で最も美しいアゲハとされる。後翅の尾状突起からの流れるような形態と斑紋の精緻さ! (八王子市 2日)
↓ 5月 アオバセセリ 新鮮な個体に出逢い、その色合いを忠実に捉えることができた (八王子市 2日)
↓ 5月 アオバセセリ ウツギの花を目指して飛来、速いのでなかなかうまく撮れない (八王子市 4日)
↓ 5月 スミナガシ テリトリーを巡って追尾し合うオス2頭。墨流し模様がよく見える (八王子市 4日)
↓ 5月 クモマツマキチョウ 北アルプス中腹、岩場のスミレで吸蜜する (長野県 大町市 14日)
↓ 5月 クモマツマキチョウ 岩場のスミレを目指して飛来する (長野県 大町市 14日)
↓ 5月 モンキチョウ(メス) 河川敷を埋め尽くすオオキンケイギクに飛来する (川崎市 多摩川 24日)
↓ 6月 スジグロシロチョウ 奇妙な形の小型のラン、ネジバナに飛来する (川崎市 25日)
↓ 6月 ムラサキシジミ カシワ林の葉上で誇らしげに(?)開翅するオス (八王子市 29日)
↓ 6月 ハヤシミドリシジミ 葉上で自らのテリトリー内への侵入者監視を続けるオス (八王子市 29日)
↓ 7月 オオムラサキ 土、枝、枯葉の渾然一体とした背景から強烈に浮き出る新鮮なオオムラサキの紫の輝き (山梨県 3日)
↓ 7月 スミナガシ 見通しの良い開けた空間でテリトリーを張るオス (八王子市 28日)
↓ 8月 ゴマダラチョウ ハナムグリと仲良く樹液を吸う (川崎市 多摩川 14日)
↓ 9月 シータテハ 高原のお花畑のマツムシソウで吸蜜 (長野県 諏訪郡 2日)
↓ 9月 キベリタテハ 食樹ダケカンバでもお花畑でも見つからなかったがコンクリート壁の吹付タイルでミネラル補給していた(長野県 諏訪郡 2日)
↓ 9月 イチモンジセセリ ひどい名前をつけられたママコノシリヌグイで吸蜜するイチモンジセセリ、ことのほか美しい (川崎市 多摩川 20日)
↓ 9月 ウラギンシジミ(オス) ハムシ?に覆い被さるようにとまったが食べるわけではない (川崎市 多摩川 28日)
↓ 10月 アオスジアゲハ 吸蜜の際の気ぜわしい躍動感は見ていて胸も躍る (川崎市 多摩川 12日)
↓ 10月 ウラナミシジミ 一般的に目立たないメスではあるが微妙な角度で強烈な水色の輝きを返してくる (川崎市 多摩川 14日)
↓ 10月 アオスジアゲハ 花が少なくなってきた土手、河川敷に残るシャクチリソバに飛来して吸蜜する (川崎市 多摩川 15日)
↓ 11月 ムラサキツバメ 花の終ったキクイモの葉上から多摩川を俯瞰する新鮮なメス (川崎市 多摩川 1日)
↓ 11月 クロマダラソテツシジミ 昨年に続いてソテツ廻りで初秋に発生し、しぶとく晩秋まで活動(川崎市 多摩川 12日)
番外編
↑ 4月 クロハネシロヒゲナガ 黄金の翅に身の丈に合わない長いヒゲを操りながらチラチラと下草の間を飛ぶ小さな蛾 (川崎市 多摩川 23日)
↓ 7月 ヤマトタマムシ なかなか飛んでいるところは撮影できないので飛びかけのところ (川崎市 2日)
↓ 7月 セナガアナバチ なんと、あのゴキブリに寄生するという変わり者 (川崎市 24日)
↓ 7月 ミドリセイボウ ヤマトルリジガバチというハチに寄生する寄生蜂だがなぜこんなに美しいのだろう? (川崎市 24日)
↓ 7月 ヤマトルリジガバチ せっせとエサのクモを狩って巣に運び込むが、上のミドリセイボウの寄生のエジキとなってしまう (川崎市 25日)
↓ 9月 オオスカシバ ホバリングは得意でないようで脚を花(キバナコスモス)に少しかけながらの吸蜜 (川崎市 多摩川 5日)
これだけ一同に揃うと、やはり壮観ですねー。
個人的には、スジグロシロチョウとネジバナの写真を面白く感じました。
蝶との一期一会、来年も楽しみですね。
ありがとうございます。
確かに随分あれやこれや撮ってますね。
ネジバナは6月頃に芝生の中ではよく見られる
ランで小さいながら一つ一つの花をよく見ると
確かにランの「顔」をしているので面白いです。
来年もよろしくお願いします。
※何日か前より首・腰痛(何年かに一度出る)で
やむなく家でおとなしくしています。