UP　せず　二ヶ領用水　初登場　ムシャクロツバメシジミ

久しぶりに多摩川本流から取水している二ヶ領用水沿いの小径を歩いてみました。

アレッ、変なのがいる！　ツバメシジミとは違うし時折近所で発生するクロマダラソテツシジミとも違う。ひょっとするとエ～ト、アレ・・・名前が出てこないが同好の方の高尾山近辺の蝶鳥ブログで見たシジミかも知れないと帰宅して調べたら当たっていた。名前はムシャクロツバメシジミ。石垣のセダム（サボテンのような多肉植物のベンケイソウの類。建物の屋上緑化に安上がりなのでよく利用される）から飛立って目の前の葉にとまったのだが、食草がこのセダムなので間違いはないだろう。尚、本種は外来種であり頭についている「ムシャ」は台湾の地名の「霧社」からきているが神奈川でもちらほらと見かけられているようだ。セダムなど多摩川土手でも少なくないのにわざわざ輸入した時に付いていた卵が孵化、気温も申し分なく高めなので分布を拡げたということかもしれない。公園にソテツがよく使われるようになって輸入され、付いていた卵から増えたクロマダラソテツシジミの発生とも共通しているような気がする。

↓　セダム（おそらくツルマンネングサ）から飛んでトップの位置に移動した

↓　吸水に飛来するアゲハ

↓　ランタナに飛来するモンシロチョウ