多摩川 カイツブリのスタコラサッサ

前回の飯田橋のカワセミの記事で、小さいカワセミが折角漁で捕えたエモノをコサギ奪われるのを恐れているのでは?と書きましたが、それで思い出したのは多摩川で自分よりずっと大きなオオバンの群に囲まれて漁をしていたカイツブリです。ずいぶん前(2023年12月)の記事ですがあまりにその姿が健気かつ滑稽だったのでアーカイブから加筆修正のうえ再度あげます。

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多摩川の二ヶ領宿河原堰、獲物の魚をくわえてスタコラ水上を走って(?)逃げているのはカイツブリですが、いったいどうしたのでしょう?

↑ オオバンの群れの真っただ中で漁を続けるひときわ小さいカイツブリ。琵琶湖に多く見られることからこの愛嬌者は滋賀県の県鳥に指定されているが、潜りに関しては驚くほどの技量を有している。

⇒ 動画 カイツブリの潜水 (アーカイブ 多摩川中野島 1月中旬)

↑ こちらはオオバン、黒白赤と強烈な配色。群れを成していることが多い。

↓ 大物を捕えたカイツブリ、主として水草を食べてはいるが時には魚やエビも食べるというオオバンの食性を知っているのか、水上に浮上するや否やせっかく捕えた獲物を横取りされないように即座に逃げ出したのだろう(あくまで推測ではあるが・・)、トップに続く。オオバンの群れから離れると着水して漸くご馳走にありついた。

↓ 今日も幾多のドラマが生まれたであろう、宿河原堰。

 

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