ミドリシジミ 今年は終了

ミドリシジミを求めて近くの緑地、森林公園、そして埼玉の公園など何カ所も訪れましたが、結果はボーズ(釣で言うところの「獲物なし」)続きなので、一縷の望みを掛けて埼玉の公園に、既に翅が傷んでいてもという覚悟でリベンジを試みたところ・・・

好天に恵まれ、必ず会えると朝7:00に現地到着で森の中を歩いたがミドリシジミはおろか他の蝶も殆ど姿を現わさない。トップはカノコガ、「鹿の子」のような斑点があることからの命名でこいつはあちこち沢山飛んでいた。ハイムでも見かけるくらいの普通の蛾。何人かの同好の方とも話したがやはり今年の状況は異常だそうで、誰もミドリシジミの姿さえ見ていなかった。埼玉の県蝶でもあり、今月22日(土)の夕方に公園内で観察会が開かれたはずだがどうだったのだろう? 

↓ ハンノキ林の小径。早朝下草を這い上がるミドリシジミが見られるはずだった・・・

↓ この際、何でも撮ってみる・・・最近これが多い。イトトンボの名前はよくわからない

↓ 池の睡蓮の美しさが目にしみる

↓ 池から這い出たアメリカザリガニ。ぬかるんだ小径の真ん中でこちらを向いてハサミを振り上げ威嚇する

↑ アメリカザリガニのこの勢いを見ていると、微妙な自然環境に敏感に影響されて明らかに衰退しているミドリシジミと比較してしまう。

アメリカザリガニについてはWIKIPEDIAによると:

日本に移入されたのは1927年(昭和2年5月12日)で、ウシガエルの餌用として神奈川県鎌倉郡岩瀬の鎌倉食用蛙養殖場(現:岩瀬下関防災公園)に20匹持ち込まれた。その後、養殖池から逃げ出した個体が、1960年頃には九州まで分布域を広げた。ウシガエルも養殖池から逃げ出す(あるいは、故意に捨てられる)例が続出して、アメリカザリガニ同様に全国各地に分布を広げた。日本では全国各地に分布するが、人の手によって日本に持ち込まれ分布を広げた動物だけに、分布地は都市近郊に点在する。

・・・ということで、ザリガニは径を塞ぐし、頭上ではガビチョウが囀りまくり落ち着かないので早々に諦めて撤収することにした。

ミドリシジミの画像が一切ないのは寂しいので、過去の記事の紹介 ⇒ 「長靴とミドリシジミ 3・・度目の正直

心境としては、ボーズめくりでボーズばかり続く、そんな感じです・・・

 

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