多摩川 散歩の拾いもの ホオジロほか
晴れて気持ちはいいのですが気温は下がり成虫で越冬できない種類の蝶たちはまさに命のカウントダウンの日々を送っています。一方、鳥たちは年中移動もせずに過ごす留鳥に加え寒い時期だけやってくる冬鳥もいます。
ホオジロがオギ(ススキの類)の実を啄んでいる。このあたりでは最もよく目にする野鳥で木のてっぺんでよく囀っているのだがその声は、「一筆啓上仕候:イッピツケイジョウツカマツリソウロウ」と聞こえるというのだが、私には「チーチクチーチクチー」にしか聞こえず、誰が聞いても「ホーホケキョ」と聞こえるウグイスのようにはいかない。
↓ 夏に同じ場所で撮った囀るホオジロ
↓ 河川敷は幼稚園の遠足・・でもないだろうから体育の課外活動みたいなことをよくやっている。みんな忙しそうに動き回っていたが東京の真ん中ではこうは行かないだろう。
↓ よく見る鳥のオンパレード、まずはカワセミ。飛んでいる時に「チーッ」と鳴いてくれるのでとまるところを見つけやすい。とまっていても後向きだと青く光ってこれも目立つのですぐわかる
↓ お馴染みのトビ。このあたりにはほかにも猛禽類として実際に確認しただけでもノスリ、オオタカ、ミサゴ、ハヤブサ、チョウゲンボウなどが時折見られる
↓ ハイムに戻ると日溜りの生垣で日光浴するウラギンシジミをみつけた。蝶のまま越冬するので余裕
↓ 同、クロマダラソテツシジミ。こちらは越冬できないので命のカウントダウンが始まっている