生田緑地 ミゾソバ と シジミ&アゲハ
10月に遡った生田緑地。池の廻りの湿地にはピンクの小さな花が咲き乱れています。そして・・・
ミゾソバというタデの仲間の可憐な花で吸蜜しているのはツバメシジミ。この組み合わせは3年ほど狙っていたものの蝶と花の時期が一致せず花が咲いたら蝶の翅が既に傷んでしまっていることが多く、また必ずしも蝶が現われてはくれないので自然相手は何かとうまくいかない。ただ、今年はやっと両方のタイミングが合ったようでツバメらしく撮れた。
↑ 開翅。翅はまだ新鮮な状態
↑ ウラナミシジミも訪花、吸蜜。こちらも比較的新鮮な個体
↑ アオスジアゲハが飛来した。忙しそうに花から花へと飛び移りながら吸蜜
↑ 躍動感溢れるアオスジアゲハのその配色・デザインは秀逸
↑ 飛翔
↑ 池の周りに咲き乱れるミゾソバ
タデ科の草花でイヌタデやミズヒキはよく見かけますが、ミゾソバというのは知りませんでした。これからは、秋に田園へ行ったならば水辺を注意して見たいと思います。シジミチョウはどれもよく似ていて、私などは区別がつきません。せいぜい、ルリシジミとベニシジミの区別がつくぐらいです。
地域にもよるのでしょうが、近くの生田緑地で秋の湿地ゾーンというとピンクの花ふたつ、このミゾソバとツリフネソウ、ともに特徴のある花で多くの蝶その他の昆虫が飛来します。
シジミチョウの類は小型ながらなかなか可憐なのが多く、ルリシジミとベニシジミがわかれば第一歩です。写真のツバメシジミも身近な蝶で年中見られますよ(後翅の小さな尾が特徴)。