多摩川 逆立ちするカモたち
多摩川の堰周辺、コガモがあちこちで逆立ちして下半身を水上に突き出して食料の水草や藻をとっている。どうやら、カワウやカイツブリのように潜ることはできないのだろうと想像はつくもののいかにも妙な格好をさらしているし、また、上空から狙う猛禽などに対しては無防備に過ぎるのでは? 調べてみると、カモ類にはコガモ、マガモのように潜らず水面及び水面から届く範囲で採食する水面採食タイプと、キンクロハジロのような潜水採食するタイプの二通りがあるとのこと。ただ、見たことはないが、コガモもマガモも稀に潜水採食することはあるらしい。恐らく必要に迫られてなのだろう。
↓ 逆立ち準備体勢
↓ 逆立ち開始、トップに続く。このあたりは浅瀬なので嘴は水底についているだろう
⇒ 動画 キンクロハジロの潜水 井の頭公園 1月上旬 (アーカイブ)
↓ 近くでも見られたオナガガモの群れが逆立ちしている奇妙な光景
↓ 深いところでも逆立ちしている個体も見られた。なにガモかな?
オナガガモもいましたか。色々いますね。
すでにご存知かもしれませんが、日本野鳥の会から、以下の文書が公開されています。
https://www.wbsj.org/nature/public/strix/10/Strix10_17.pdf
また、もっと詳細な報告もありました。
https://foundation.tokyu.co.jp/environment/wp-content/uploads/2021/01/G255.pdf
これらを読むと、本当にこの地域はわくわくするようなフィールドですねー。
Taka さん
こんな詳しい資料があるとは知りませんでした。
たいへん参考になります、ありがとうございます。
鳥の写真を撮り出したのは数年前なのでまだまだ名前がわからないことも多いけれど、初めて見る鳥に出会うと心が躍ります。蝶を採集していた中学生のころに初めて見る蝶を前にした時のドキドキ感が蘇ります。
それにしても、私はいいところに住んでいるということを再確認しました。