多摩川 聖蹟桜ヶ丘 ハシビロガモほか

ちょっと河岸を変えて訪れたのは? 

多摩川の上流、聖蹟桜ヶ丘近辺。よく散歩する中野島~宿河原と同じ多摩川右岸(川下に向かって右側)なので、「河岸を変える」ことにはならないのかも?? 下流では見かけなかったハシビロガモがたくさんいた。嘴(くちばし⇒ハシ)が幅広いことからの命名で雑食性、大きな嘴を水面につけて水ごと食物を吸い込んで食物を濾し取って水は吐き出すというクジラのような大雑把な採食。トップはオスで頭部はメタリックな構造色で緑~青に輝き、体全体の色もはっきりとした繁殖期の色合いだが、この時期以外のオスはメスと似た地味な色になる(エクリプスと呼ばれ、殆どのカモに共通。Eclipse/Éclipseは日蝕、月蝕、或いは覆い隠してしまうというような意味)ことにより目立たず外敵に襲われにくくして自衛している。従って、繁殖期については危険を覚悟の上、体を張ってメスに目立とうとしていることになる。

↓ メス。嘴の幅広がよくわかる

↓ オナガガモ。翼鏡(羽の白とベージュの間の黒っぽく見える部分。普段は一部しか見えない)に期待

↓ 翼鏡は濃褐色で羽根先部は少し緑がかっているが角度によってはもっと緑っぽい

↓ コガモも混じるがこちらの翼鏡は鮮やかな緑

↓ 周辺は大規模護岸工事で残念ながら鳥が多く飛来するような環境ではなかった

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