多摩川 数を増すヒメウラナミジャノメ
裏の多摩川は緑の深まりとともに河川敷の散歩道(というより獣道に近い?)は茂りすぎて歩きにくくなってきましたが、その中で一挙に数を増やしているのはヒメウラナミジャノメです。
草ぼうぼうのわずかな踏み跡をたどると足元から盛んに飛び出すほど個体数が増えているヒメウラナミジャノメ。全盛期の紫のナヨクサフジが多すぎて食傷気味なのかこれにはあまりとまらず、かえって他の花で吸蜜しているのをよく見かける。もっとも至る所にあるナヨクサフジで吸蜜していてもこちらが気が付かないということもあるのだろうが、このところ増えてきたオオキンケイギクにとまっていた。
尚、ナヨクサフジはヨーロパ原産、オオキンケイギク(特定外来生物:栽培や譲渡は原則禁止で駆除対象)は北米原産でいずれも帰化植物。「駆除対象」と言ってみたところで・・・
↓ ナヨクサフジとオオキンケイギク(アーカイブ 中野島 2019年5月)
↓ 裏の「じゃのめ:蛇の目」紋
↓ ハナウドで吸蜜
↓ 同上
↓ 「蛇の目」繋がりで:河川敷に降りる階段で能天気なアオダイショウが昼寝していた。下りは草陰で死角なので人間に踏んづけられては可哀そうなので尾をつつくと慌ててそばの巣と思しき穴に姿を消した。これで一安心・・・ところが、翌日同じ所を通るとまたもや同じ場所でドテッと寝てた。よほどお気に入りの場所とみえる、もう好きにしろっ!