雲間褄黄蝶(クモマツマキチョウ) 訪花 信州遠征①

5月の連休の頃になると気になるのがクモマツマキチョウ、多摩川でも春先に見られるツマキチョウと同じ仲間ですがこちらは高山型で厳しい自然環境を耐え抜き1年のこの時期に短期間、ごく限られた地域で可憐な姿を見せてくれます。クモマ(雲間)は高い所に生息する、ツマキチョウ(褄黄蝶)は翅の先が黄色い・・実際には写真の通りオレンジ・・蝶を意味します。

岩の割れ目から芽を出し咲いたスミレで吸蜜するクモマツマキチョウ(オス)。本州では9種生息する高山蝶の一つに数えられる。ただ、緯度が高くなると、例えばフランス中部やベルギーでは、平地にまるでツマキチョウのような感じで飛んでいて驚いたことがある。

↓ 北アルプス方面に向かう車窓より望む鹿島槍ヶ岳(中央右寄りの双耳峰(ピークが二つある)2889m)。学生時代に白馬大雪渓を詰めて白馬⇒唐松⇒五竜⇒鹿島槍まで縦走した

↓ ツマキチョウ (アーカイブ 多摩川中野島 4月上旬)

↓ クモマツマキチョウ

↓ 同

↓ 同

↓ 同

 

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