多摩川 クロハネシロヒゲナガの飛翔

奇妙な蛾、クロハネシロヒゲナガの話題が続きます。

それほど速く飛ぶわけではない、短い期間ながら発生時期にはかなりの個体数が見られるのだが飛翔写真は極めて困難でいやになる。とにかく小さすぎてピントが合せづらいし角度によって翅の金・金紫がなかなか見えないなどハードルが極めて高い。

下草のスキマを縫ってチラチラ飛び続けるので羽化後は鱗粉は剥がれ、翅の縁毛はどんどん抜けるので急速に傷みが進んでしまう。カメラの進化のお陰で連写が可能になりこんな被写体にトライできるようになったことは時代に感謝するが、それでもこいつの飛翔撮影にはいつも音を上げてしまう。

⇒ 動画 クロハネシロヒゲナガの飛翔 (アーカイブ 2024年4月29日)

↓ 小さいながら金・金紫のラメのような豪華な鱗粉

↓ 同

↓ 同、割とワンパターンなポーズになりがちではある

↓ 下草のスキマを縫って2頭が飛んでいるがあまり楽しそうには見えない・・・大きなお世話!

↓ ヒゲが長いのには相当の理由があるのだろう。尾が長いのもいる、エゾオナガバチという寄生蜂で尾のように見えるのはメスの産卵管  アーカイブ 川崎市内森林公園 2021年10月20日

↓ ヒゲナガは紫のナヨクサフジとセットで発生するような印象  アーカイブ 多摩川中野島 2019年5月15日

 

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