多摩川 ママコノシリヌグイとキマダラセセリほか
暑い日が続きます。先日、川沿いの小径が茂りすぎて歩くのがたいへんだったので長距離は敬遠して中野島周辺の川沿いをうろつきました。
キマダラセセリが吸蜜していた。この可憐なピンクの花はママコノシリヌグイ、漢字で書くと「継子の尻拭い」と奇妙奇天烈。その由来はWIKIPEDIAによれば:「憎い継子の尻をこの草で拭くという想像から来ている」とのこと。花にはなんの罪もないのに、また、表現の自由とは言えなんとも無茶苦茶な名を付けたものだ。想像するだけで痛そう・・・アップで撮ると茎も葉裏も鋭いトゲだらけで触ることさえ憚られる。
↓ ただ、花は蝶たちの御用達でほかにもいろいろと訪花している。二つ目はイチモンジセセリ
↓ あまり花には来ないコミスジも訪花・吸蜜
↓ セセリたちの中では廻りにはいたのに花にはとまらなかったチャバネセセリ
↓ ママコノシリヌグイによく似た「ミゾソバ」は同様にトゲはあるが可愛いもの。吸蜜しているのはツバメシジミ。(アーカイブ 2023年10月2日 生田緑地)