ちょっと遅かったか ウラゴマダラシジミ
もう4~5日、もう4~5時間早ければと少し悔やまれましたが、なんとかかんとか今年、ゼフィルスと称する一連のシジミチョウの初撮りでした。 mats
ウラゴマダラシジミを観察しようと東京のイボタ(食樹です)林に着いて歩き回っていると、これまでお目に掛かったことがない光景、ウラゴマダラシジミがアワフキムシの泡に飛来していました。急激に気温が上がったので水分補給なのでしょう。アワフキムシはカメムシ、ヨコバイの仲間でその幼虫は植物の茎に寄生して導管を流れる養分を吸収したのちアンモニアを含む水分を排泄する際にさらに蠟(ろう)状の分泌物等を混ぜて石けんのような泡を出して身の回りをくるんで自らを護っているのだそうです。
いずれにしても現地到着時間が昼前で遅すぎたため、イボタの花での吸蜜タイムはほぼ終了していて活発に飛び回るだけでとまっている個体はほぼ皆無でした。なかなか発生のドンピシャに合せて撮るのが難しい蝶です。30分もしないうちに全員姿を消しました。
⇒ 参考 蝶百科図鑑 ウラゴマダラシジミ
↓ めずらしくイボタ葉上に静止していてシャッターを切った瞬間に飛び立った・・・