たしかにツマキですが・・ ツマキチョウ
羽の先端部が黄色いからツマキチョウ、たしかにその通りで覚えやすくていいのかもしれません。ほかにもツマベニチョウ、ツマグロヒョウモン、ツマムラサキマダラなどは同じ発想の名前のつけかたです。 mats
4月にはまだ一週間程あるのに多摩川土手ではツマキチョウが目立ち始めモンシロチョウやモンキチョウと同じくらい発生しているようです。比較的ゆっくり飛ぶタイプなのでオスの「ツマ」の黄色はなおさらよく目立ちます。羽先端の鉤型(かぎがた)でえぐれたような奇妙な形に微妙に配置された黄色というよりヤマブキ色と黒の取り合わせはなかなか秀逸でそのワンポイントのアクセントを引き立たせ、単に「ツマキ」で片付けられているのに蝶は怒っているかも知れません。下は訪花するオス。この紫の花が検索してもわからず、相棒のHenk氏(植物についても博覧強記です)に訊くと即座に「セリバヒエンソウ」であり、外来帰化植物であり、生田緑地では職員の方がこいつを抜くのに四苦八苦しているとのことでした。ウーン、流石・・・。花に飛来し近づく時の蝶の姿は、口吻も伸びていて、美しいだけでなく迫力と「さあメシだ!」いや「さあ蜜だ!」という期待感が感じられ好きな画像です。3番目は羽の裏、なんとも地味にして複雑、模様ともいえない模様でデザインの下書きのまま忘れさられたかのよう。最下段はオス・メス(白黒だけでずっと地味)揃って飛翔中。
↑ 奇妙な羽の裏(写真はメス。オス・メス裏側は大差ない) ↓ 手前の地味な方がメス