多摩川のナヨクサフジと蝶たち

この季節、多摩川で全盛を誇る紫色のナヨクサフジにはいろんな蝶が訪れます。 mats

まず何度も登場しているヒメウラナミジャノメ、周りの風景にすっかり溶け込んでいます。ナヨクサフジが全盛なのと同様にヒメウラナミジャノメもその数をどんどん増やしています。2番目はナミアゲハ、食樹のミカン類は河川敷にはないので単に食事に訪れているだけでしょう。3番目はおなじみのベニシジミ。最後はコミスジで、幼虫時代はクズやフジといったマメ科植物を食しますがナヨクサフジ(これもマメ科)を食草にするということはないと思います。この花を含めて訪花して吸蜜している姿を見た覚えがないので、石垣島でよく似たリュウキュウミスジがセンダングサで吸蜜しているのは印象的でした。

⇒ 参考 蝶百科図鑑 ヒメウラナミジャノメ ナミアゲハ コミスジ ベニシジミ

↓ おなじみのベニシジミ

↓ コミスジ、吸蜜することもなくパタパタ飛んでは滑空、飛んでは滑空、葉上で休憩を繰り返す

↓ リュウキュウミスジ センダングサで吸蜜 石垣島 2月上旬

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