森林公園散歩 寄生蜂 エゾオナガバチ 番外

市内の森林公園、私にはおなじみの寄生蜂をみつけました。 mats

市内の森林公園を散歩していてイロハモミジの樹の前でふと、「去年の秋に、この樹で産卵している尾が異常に長い(実はメスの産卵管)エゾオナガバチを見たっけ・・」と回想していると、目の前を尾は長くはないが似たような感じのハチが飛んで同じイロハモミジにとまりました。翅がシボン玉のように薄膜の干渉によって虹色に輝いています。そこでよく樹を観察すると尾が長いメスもちゃんと幹にとまっていたので、同じエゾオナガバチのオスだとわかりました。咋秋に見たのは産卵中のメスでしたが、前回見られなかった産卵に先立った行動:すなわち樹の幹の内部に潜んでいる寄生宿主であるキバチというハチの幼虫の位置を探るため、尾と同様に長い触角でトントンと「打診」しているとおぼしき行動を見ることができました。こんな打診で位置を探り当てて、そこにめがけて産卵管を突き刺すというのですから驚異的・・・

⇒ 動画 触角による打診

⇒ 以前の記事 森林公園散歩 寄生蜂の不思議

↓ どうやら同じイロハモミジの樹で世代交代を繰り返しているらしい(オス)

↓ 尾が長いメスも姿を現わす

↓ 以前の記事の画像 メスの産卵シーン 上記二枚の写真と同じイロハモミジの樹

↓ 同上。メスの産卵管の長さは驚異的、ここまで長くないといけない理由があるのだろうか?

 

 

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