多摩川 マガモ翼鏡
なかなかいいタイミングで写せなかったマガモの翼鏡(青紫の羽の部分)がやっと撮れました。
水に浮かんでいるだけでは一部しか見えないマガモの翼鏡(よくきょう)を撮ろうと遠くから狙っているうちに一羽が水上に伸び上がって羽をバタバタさせだしたので慌てて連写した。色どりが美しい。
↓ 普通にいるカモだけに個体数は多い。3オス、2メスがしずしずと泳ぐ
↓ なんとなく上品、或いは高慢ちき感漂うオナガガモ(中央)
↓ 待っていたバタバタが突如始まる! トップに続く
↓ 近くでヒドリガモも黄緑の翼鏡を披露してくれた。マガモ(青紫)、コガモ(緑)とそれぞれ特色あり
↓ コガモは緑の翼鏡
↓ ついでに、マルガモ(マガモとカルガモのハイブリッド)は薄紫 2月下旬 二ヶ領用水 (アーカイブ)
これらの写真で、種による翼鏡の色の違いがよく分かりました。
この色が構造色によるものであるということは以前の記事で初めて知りましたが、昆虫の色彩も同じ原理だということで、今更ながら自然の不思議を感じます。
翼鏡の撮影はなかなか良いタイミングに出会えませんがうまく撮れると「やった!」感が強いです。構造色につき見る角度で違うのですが、ベースの色は写真のように種によっておおよそ決まっているようです。
今回、何種か撮ってみて名前が分からず難儀するカモたちの撮影に一つ楽しみが増えました。
いつも綺麗な写真をありがとうございます。
「翼鏡」は初めて知ったのですが、個性的な綺麗な色ですね。その役割をネットで調べたところ、群れで飛ぶ時に仲間同志がはぐれないためなのですね。やはり自然界に無駄なものはないのだな〜と改めて感心しました。
Aki さん、
コメントありがとうございます。
羽を開くといきなり美しい色が披露されるというのはなんとも粋な計らいですね。メスへの印象付けの意味あいもあると思いますが地味な鳥も多い中でマガモのオスはかなり個性的で好きな鳥の一つです。