カメラはカメラでも・・・

余り好きではないカメラの話題。年に一度の胃カメラで九段下のクリニックに行ってきました。番外もいいところですが・・・

毎週末に通学で飯田橋、たまに新宿近くの事務所に行くくらいなので大手町近辺に来ることは滅多にないが、年に一度この「撮影される」機会を捉えて検査終了後に鼻・喉の麻酔が醒めるまでの1時間くらい周辺をぶらつくのが習慣となっている。

検査自体、気持ちが良い訳はないが前日禁酒したお陰か(まじないの類い)、異常なしで終ると晴々感に満たされつつ街の変わりように驚きながらも昔の記憶が入り交じりなんとも奇妙な一時を過ごすこととなる。

もともと気象庁のビルは大きなものではなかったが、これでは「火の見櫓」の用はなさないだろう(もともとそんな目的ではなかったのかも知れないが)。後方の日経ビル、新聞社ってこんなにスペースがいるのだろうか? 右隣の物産の巨大ビルはその一つ前の新築時に長期間工事ストップしたり、カルガモ親子が物産人工池から内堀通りをヨチヨチ渡って皇居のお堀に移動するのを交通を止めてまで全国的に大騒ぎしていた頃があり今から思うと随分平和な時代・・・

↓ 九段下から神保町交差点、竹橋を経由してメトロ大手町駅に向かう。岩波書店、集英社、小学館といった出版大手が並ぶ。一方、古本屋街はかなり縮小した感あり。三井不動産のタワーマンションが界隈の景色を変えてしまった。

↓ お堀端。左のパレスサイドビルは毎日新聞で以前のまま、丸紅は建替えられ、右のKKR(国際協力銀行)はもとの姿。

↓ メトロ標識の後方、一際低い9階建の大手町ビルは新築せずリノベーションしている。何年間かこのビルにいたこともあるが、地下からは丸の内・千代田・半蔵門(後発)・都営三田の各メトロに直結しているという信じられないような便利さ。200mの長い一直線の廊下の左右に事務所スペースが並び、地下は昼ランチ、夜飲屋のレストランが並ぶ。

↓ 大手町ビルのB2階、十席余りと小さいが超人気のスパゲッティ屋。昼抜きで空腹ではあったが、麻酔も意識し我慢して当時並んででも食べたかった「醤油バジリコ ¥650」をテイクアウトで持ち帰る。少なくとも30年以上経っているが同じ味をキープしているのはちょっとした驚異。

 

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