多摩川 コガモ翼鏡

冬の渡り鳥、コガモの羽の話題です。

コガモが水面に浮かんだり岩にとまっているとチラリと緑に輝いて見えるのが「翼鏡」と呼ばれる羽の部分で、羽を広げたり、飛ぶ時にはその全体を確認できる。構造色(それ自身には色がついていないが、その微細な構造によって光の干渉が起こるため色づいて見え、また見る角度によって異なる色となる。シャボン玉、CDのディスク面、或いはミドリシジミやタマムシも構造色の例)のため、緑、青、黒と微妙に変化する。オス、メスともに翼鏡があるが写真はメス。

↓ 同じコガモ(前)であるのに角度が僅かに違うと殆ど黒にしか見えない

↓ 羽繕い中のオス。翼鏡はチラ見せ

↓ 同上。下から上に閉じる瞼(まぶた)を閉じている

↓ 羽毛のない嘴と脚片方を体に納めて熱が奪われないようにしているらしい。ハクセキレイがいる

堰を望む

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多摩川 コガモ翼鏡” に対して2件のコメントがあります。

  1. taka より:

    地図で見ると、二ヶ領宿河原堰と上河原堰は近くなのですね。二つのポイントの間、多摩川の河川敷を散歩しながらバード・ウォッチングするのは楽しそうですね。

  2. Mats より:

    その通りです。我家から多摩川右岸には歩いて2~3分で、そこから上河原堰には上流方向に5~6分、二ヶ領宿河原堰までは下流方向約3キロなので30分以上かかりますが大した距離ではありません。この両堰間の川沿いの散歩コースで各種の蝶や鳥に加え、タヌキ・イタチに至るまで時折出没しますので恵まれた「住環境」と言えます。

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