お盆の緑地散歩 タイワンタケクマバチほか

手首を痛め3日間も謹慎していて、我慢できなくなり暑い中を近くの緑地に出かけました。

足の関節痛がようやくほぼ治まったと思ったら今度は右手首を痛めてしまいつらい。原因? 1.PCに向かいすぎた 2.このところ重ためのカメラに酷使された 3.ピアノの過練習がたたる どれか、或いはその組み合わせ、または全部??

謹慎して3日間はPC以外は何もしなかったおかげで少し痛みが治まってきたので、小さなカメラだけ持って暑いさなか近所の緑地を散歩した。目的とするものもなくブラリ(というには暑すぎたが)と行ったのだがいきなり妙なハチに出くわした。名前がわからず帰って調べてみるとどうやら「タイワンタケクマバチ」という外来種で名前の通り、台湾を含む南方から侵入した種で関東でもちらほらと見つかっていて、特に危険だとか害虫であるとかいうことは今のところないらしい。この個体は右の前翅が欠損していてまともに飛べずにひたすら這い回っていたので鳥のエサとなる運命かもしれない。翅は見る角度によって黄金~紫にギラギラと光る構造色的な色合いをしている。動植物とも至る所に外来種が溢れている。

ジュズダマが群生しているところがあるので食痕のある葉をめくってみるといたいた、クロコノマチョウの幼虫、大小いろいろいる。もう2~3週間もすると羽化した蝶が見られるだろう。それにしてもこんなにパサパサして硬そうな葉(ササの葉を一廻り大きく厚くしたような感じ)をよくも好んで食べるものだと感心する。

⇒ 動画 ジュズダマを貪り食うクロコノマチョウの幼虫 (アーカイブ 東高根森林公園 2022年)

↓ まだ一齢幼虫

↓ そろそろ終齢

↓ 見方によっては可愛いウサギ顔 脱皮・蛹化の時にはこのウサギのお面はポロリと取れる

↓ ジュズダマ 触ると手を切りそうな硬めの葉

↓ ようやく、蝶がいた。チャバネセセリ、暑い中、お疲れさまです!

 

 

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お盆の緑地散歩 タイワンタケクマバチほか” に対して2件のコメントがあります。

  1. モク より:

    立山蝶の写真を見させていただきました。天気も良く成果が沢山でよかったですね。
    足の関節痛、手首の痛み大変でしたね。私は暑さで夏眠中です。そろそろかなと思ったら台風10号!!なかなかうまくいきません。
    鳥の秋の渡りも始まっているようです。

  2. Mats より:

    モクさん

    お久しぶりです! コメントありがとうございます。
    今年の蝶の撮影は受難そのもので全般的に個体数は激減、発生時期が全く読めず、だいたい遅きに過ぎて坊主に終っているケースが多いです。特に遠征の場合これはちょっと悲劇的ですが、夏までの蝶はほぼ終了してしまいました。これから、数は少ない秋の蝶を目指します。

    裏の多摩川では、カワセミの飛んでいるのを見たり鳴声は時折聞こえるのですが、いかんせん、草が茂りすぎて水廻りにとても近づけず困ったものです。

    足、手首ともほぼ完治しました。ご心配いただきありがとうございます。原因不明とはいえ心当たりは百もあるのでちょっと自重しなければと反省しております。

    また、フィールドで会いましょう!

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