ミドリシジミも危機?
オオミドリシジミが随分減っているのではないか?と心配しましたが、その流れが続きます・・・
埼玉県の県蝶であるミドリシジミを求めて毎年行っている荒川沿いの緑地を訪ねた(6月4日)、前夜は雨だったが快晴、きっと下草から早朝這い上がってくるだろうと輝く緑を期待して7時には現地到着したところ・・・全く姿が見えない。トップは森の池に写るハンノキと青い空、晴れさえすればと思っていたがどうして???他の蝶の姿も極端に少なく、スジグロシロチョウ、モンシロチョウ、ヒメジャノメくらい。単に発生が今年に限って遅れているのであればよいのだが、あちらもこちらも蝶が少ないので心配がつのる。
↓ ダイミョウセセリ チョウジソウ(キョウチクトウの仲間でアルカロイドの毒を有す)で吸蜜していた
他の蝶の撮影者たちもみんなあてが外れて元気なし。鳥の人たちはどうなのだろうか? 樹上のかなり高い所で鳴いている鳥がいたので近くにいたバードウォッチャーの年配の方に「何ですか、あの鳴声は?」と尋ねたら「ウグイスじゃないですか~?」 あらら・・・
↑ この際、何でも撮ろうと望遠で撮ったところおそらくホオジロだと思う。検索すると鳴声は「一筆啓上仕り候 イッピツケイジョウツカマツリソウロウ」と聞こえると書いてはあるがとてもそうは聞こえなかった。なんとなく、あちこちチグハグ感に苛まれた一日ではあった。