生田緑地 ホシホウジャク
生田緑地の湿地帯に奇妙な形のピンクのツリフネソウが咲き出すと飛来するのがホシホウジャクです。
ホシホウジャクはスズメガの仲間で昼行性の蛾。以前紹介したオオスカシバと違って翅には鱗粉が織りなす模様が見える(むしろオオスカシバの透明な翅が例外的)。ツリフネソウを訪れるホシホウジャクは季節の風物詩のような感じさえするが、次から次へと花を変えて飛び回る。
↓ オオスカシバ(多摩川中野島 9月5日撮影)
↓ 湿地帯。ツリフネソウとミゾソバの群落
↓ ホシホウジャクの口吻、ツリフネソウの後の先端(萼(がく)の一部)ともにゼンマイ式。すぐに頭から花の中にホバリングしながら潜ってしまうのでその前に撮影しなければならないのだがなかなかどの花に来るのか予想がつかないので慌てることが多い。