ピアノと私 月光第二楽章 これはなんだ?

昨日は半年に一度のピアノ発表会、なんとかめげずに出続けてはいるのですが・・・パピヨネスク(「別の話題・テーマに蝶のように飛ぶこと」という勝手な定義)してピアノの話題です。

今回は、ベートーヴェンのソナタ月光の第二楽章。すごく短い、たったの1ページ・・・と思っていたら、またまたお約束のように前日に2カ所弾けなくなってしまった。とにかく半世紀以上の中断を経ての再開が原因か楽譜がサッパリ読めない。最初に解読する時に読み込んであとは指で覚えるという我流なので、譜がなくても弾けるというカッコ良さとは裏腹に、指が止まって頭の中が真っ白状態になると復活できず、相当前の区切りか、或いは最初からやり直すしかない。それくらい読めない、自慢じゃないが・・・一人で弾いている分にはいいが、これが発表会となると別問題。

当日朝5時から練習して迷路から脱出、スムーズに行けるようにはなった。ただ1ページだけというのは逆に余計に心配が出てくる。舞台のピアノの前に座った途端にどこからどの音で始めるのかわからなくなったら??そこで、苦し紛れに登場したのが冒頭の写真、いつもは楽譜は意味がないので持って出ないが今回は出だしの音をある種のカンペのごとく楽譜に張付けておくことにした。普通にピアノを習っている生徒さんには???だろう、楽譜に書いてあるのになんで??? ただ、なんと言われようと私の心配事はこれで一つ少なくなる。 ↓ 月光の第二楽章は右ページ、出だしの音が左ページ下隅の写真。左側のページは悲愴第一楽章で今回無関係です。

本番の演奏開始、殆ど頭は回転しないまま指はもつれながら、また、2~3カ所トチリながらもそれなりには進みなんとか弾き終えた。低音部の響き(ピアノはスタインウェイ)だけが記憶に残る。帰宅後、ビデオで確認すると、なんという落ち着きのない速さ、そして心ない乱雑な弾き方であろうかと、ベートーヴェンさんに申し訳分けなし(いつものことです)。その動画を上げるほど破廉恥ではないので翌朝である今朝、弾いたの(一部)が良くはないにしてもまだましなのでアップします。左のページは次に挑戦したい悲愴の第一楽章。第三楽章から初めて、第二楽章をとりあえず終え、最難関・鬼のように難しい第一楽章が残った。いつか弾けるようになりますように!

⇒ 月光第二楽章(部分)動かない動画 https://youtu.be/l7po447AkqM

↓ 指導者演奏(チャイコフスキー)。こんなややこしそうな曲を楽譜を見ながら指は殆どブラインドタッチで弾いている。同じ人間とは思えない。

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