キアゲハの羽化

夏に遡り7月下旬、長野県は八ヶ岳のふもと、野辺山高原で見つけたアゲハチョウの蛹の話題です。

野辺山はJR小海線(山梨県北杜市小淵沢と長野県小諸市の小諸駅を結ぶ)の駅で隣の清里駅の間に標高1375mのJRの最高地点がある。八ヶ岳のふもとであり晴れていればその主峰赤岳(2899m)がよく見え、星が綺麗で世界最大の口径45mを誇るパラボラアンテナがある国立天文台野辺山宇宙電波観測所でも知られている。その野辺山の草原で時期的には遅すぎたヒメシジミを撮影していて余りに目立ちすぎたアゲハの蛹を自宅に連れ帰ったのだが・・・

⇒ 参考 蝶図鑑 キアゲハ

↓ 鳥の恰好のエジキのような目立ち方・・・

2週間たっても一向に変化がないので寄生に違いないが、「どんなハチが出てくるのだろう?」と思っている内に、8月16日夜いきなり翅が透けだして、アリャ、アゲハ(ナミアゲハ)ではない!・・・ということで翌朝、無事キアゲハが羽化(トップに続く)。越冬でなければ普通は1~2週間で羽化するところ今回の場合、蛹を見つけてからなんと4週間! 

ウン・・・8月16日? と言えば、そうだ京都の大文字送り火の日。京都出身とはいえ幼稚園までの6年の後、西宮に引っ越し学生時代の4年を同地で過ごし計10年の京都人に過ぎない。下宿していた北白川、今出川通りをはさんだ向かいの吉田山から如意ヶ嶽の大の字を堪能したのを思い出す。山に登らなくとも当時は通りに出さえすれば見られたものだが(吉田山は15分で登れる)その後は中高層建築の乱立によりそうはいかないのだろうな、昔よき時代・・・

↓ オマケ画像の当時の大文字如意ヶ嶽。もちろん8月16日

↓ ついでの雪大文字、住んでないと撮れない画像。1月12日との記録がある

↓ さて、本題に戻り、恒例のバルコニーよりの旅立ち

↓ 生田緑地方向に飛び立つ Bon voyage !

 

 

 

 

 

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