多摩川 両堰散歩 カワウほか
好天続きに気をよくして朝から家を飛び出しました。
とりあえず、一駅電車に乗り登戸まで行って宿河原堰をめざした。堰でいきなり目を奪ったのは流れの中程の岩の上でまるで「あっち向いてホイ!」をやっているいずれも大型、カワウとアオサギ、共通して異様な風貌なので、これが向き合っていたらちょっと怖かった・・・
↑ イソシギかと思ったが、眼のあたりが違っていて「コチドリ」と判明。こちらもちょっと怖い
↓ イソシギはこういう感じ 2月下旬 多摩川久地 (アーカイブ)
↓ セキレイの仲間、タヒバリ。飛翔写真はどういうわけか相性が悪い
↓ 流れが速いにもかかわらず逆らって泳ぐマガモとオナガガモ。表情が厳しい?
↓ 宿河原堰を切り上げて河岸を約3キロ歩いて上河原堰に近づく
↓ 上河原堰では、いつものカイツブリたちではなくカワセミが出迎えてくれた
コチドリとイソシギは特徴をとらえた良い写真ですねー。コチドリは当地では夏鳥ですが、多摩川では留鳥なんですね。やはり、関東と関西では鳥類相が異なっていることを実感しました。
温暖化に伴い、このあたりの線引きももう少し長いタームで見ると変わってくるのかもしれませんね、
この20~30年で蝶においては、どちらかというと南方系だったツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、ムラサキツバメなどがこのあたりでもすっかり普通に見られるようになりました。散発的に出てくるクロマダラソテツシジミなどもやがて毎年見られるようになるかも知れません。食草・食樹の生育環境の変化に大きく左右される蝶とちがって鳥の方はどう変るのかのんびりと観察してゆきたいと思っています。