ベルギーと私 グランプラス② 心地よい囲まれ感
ベルギーの首都ブリュッセルの旧市街の中心に位置するのは豪華な広場、グランプラス(Grand-Place )です。
広場は約110m x 70mの長方形の石畳でその廻りを中世の建物(おおよそ17世紀終り頃の建築)が取り囲む。写真正面(西側)の建物群は商工組合或いは職業別組合が利用していた「ギルドハウス」。例えば右端のトップに黄金像が輝くひときわ立派な建物「スペイン王の家」はパン屋組合。今ではレストラン・カフェであり一日中賑わっていて昔住んでいたころからよく利用していた。初めて着任して言葉はおろか、右も左もわからない(渡欧自体初めて)最初の週末、とりあえず中心街までぶらぶらと歩いている内に、写真でいうと後方左の路地からいきなりこの広場に出て度肝を抜かれたのを思い出す。
⇒ グルッと動画を撮ってみた グランプラス
↑ 南側には市庁舎が一際高く聳える。ゴシック後期のフランボワイヤン(Flamboyant:炎が燃えさかる)様式で窓・装飾の炎のような形状からこう呼ばれている。
↑ 尖塔の上に黄金の像が見えるが、600mmの望遠で撮って初めてその姿をはっきりと確認できた。ブリュッセルの守護神である聖ミカエルが悪魔を踏んづけている・・・
↑ ギルドハウスあたりから東側を望む。
↑ 広場南東角近くの白鳥の家、メソン・デュ・シーニュ(Maison du Cygne)はレストラン。
とにかく、こういう場所は、何十年たってもその姿が変わらないというのが素晴らしいですねー。
taka さん
いつ行っても同じ表情で迎えてくれます。