捕えてからも大変(3)カワセミ 番外
大きすぎるオイカワを丸呑みして一呼吸置いてからヨタヨタと飛んで近くの水際の入り組んだ枝の根元にもぐりこんだカワセミですが・・・ 前の記事の続きです。 mats
トップからピンボケの画像ですが、「ひよこがね おにわでぴょこぴょこかくれんぼ どんなにじょうずにかくれても きいろいあんよがみえてるよ」 の童謡そのまま、「青い背中」が見えています。写真の中央の奥の方です。
↓ クローズアップ。明らかにカワセミの背中のコバルトブルー
↓ 木は池の対岸にあるので撮る方向を変えてなんとか撮れたのが下の写真
その後、20分ほどでいきなり藪から出て上流方向に飛び去ったので、藪を覗き込みましたがもう何も見えませんでした。これで一件落着、休憩中にタヌキに襲われなくて良かったなどと思っていたのですが、この写真を見た相棒のHenk氏より、なんかうしろにもう一ついるのでは? と疑問を投げかけられよく見ると・・・
青い背中が見えているのの前にオレンジの腹部が見えていて、これはどうみても別のカワセミがいるように見えます。そしてさらに、その少し上に分かりづらいですがまた別のカワセミの頭部(緑に白い斑点)とおぼしきものが写っています。なんだか心霊写真の様相を呈してきましたが、先入観とは恐ろしいもので、大食後に休息している個体しか頭になかったのでこれにはびっくり。手前の2羽はどうやら交尾体勢に見えます。
複数(3羽)いたとすると飛び去ったのはどれなのか、1羽が飛び去ったあと残りの2羽はどこに消えたのか?巣穴があるとは考えにくい場所です。まさに、「藪の中」・・・