多摩川 コガモそろそろ渡り?
多摩川の堰にコガモが集まってきています。そろそろ渡りの時期が近づいてきているのでしょう。
冬鳥、特にカモ類は北への渡りの前に集結する習性がありエサの豊富な場所で体力をつけて集団での渡りのタイミングをはかるのだそうだ。確かに群で行動する方が遙かに安全を確保できるであろう事は想像に難くない。奥からコガモのオスx2、メスx2(ともに翼鏡は緑)で手前の2羽はオカヨシガモ(同、白)で、これを見ても群での渡りの際に種によって異なる翼鏡の色で仲間を識別してはぐれないようにするというのも真実味を帯びてくる。(撮影3月下旬)
アサギマダラ(蝶)の渡りは体重は軽く翅は大きいのでなんとなく風に乗って長距離を渡るのであろうと想像できるがカモたちはひたすら羽ばたいている印象が強いのでその体力、方向性(太陽位置、磁場等で感知するとされてはいるが)には恐れ入る。そもそも時期が来たら集結して、そしてあるとき一斉に北に飛立つというメカニズムはいったいどう構築されてこれまでも、これからも繰り返されるのだろう、リーダーがいるのか、選ばれるのか? 仲間の識別は翼鏡だけとは考えにくいので鳴声は? V字型の編隊飛翔の意味は? 全てを「本能」のひとくくりにして片付けるのはなんとなく陰謀論、或いは都市伝説方式めいている。造物主、或いはそれに近いなにか? これも同じか・・・
↓ アサギマダラ (アーカイブ 長野県諏訪郡 2022年8月26日)
↓ コガモが増えた。オカヨシガモ、マガモも混じっている
↓ それにつけても印象的な翼鏡!
↓ 同。奥よりオスx2、メスx2
↓ オスの飛翔
↓ 同
↓ 同
↓ 同
↓ ついでに、こちらはヒドリガモ。同様に集まってきているので渡りが近い?
↓ 同
↓ 同飛翔、翼鏡はコガモに比べるとややくすんだ緑