多摩川 嫌な予感的中
多摩川中野島の少し上流側に上河原堰があり、ここには二カ領用水の取水口もある。最近堰周辺でなにやら重機が入ってるのが気になり堰まで行ってみたのですが・・・

想像以上に広い範囲で土砂の浚渫・・・とは違う、このあたりが水に埋まるのは年に一度あるかないか、2019年のように土手近くまで上がったことはあったが(台風19号)普通は低木まじりの草地。ここの向かい側では毎年、調布の花火大会をやっている。表層の植物を根こそぎにしているので生態系にはまさに壊滅的打撃を与えるだろう。人間の「いのちとくらしをまもる」のだろうがこれだけの規模でやる必然性があるのか、どんな計算で決めてるか見当もつかない。上流の聖蹟桜ヶ丘には野鳥のパラダイスのようなところがあった「らしい」。一昨年、過去の情報で行ってみると大規模な護岸工事が何年も続いていて、鳥など広範囲で影もなかった。まあ、カラス多数と水鳥少々、ジョウビタキを一羽見たくらい。
↓ ・・・ということらしい。

↓ これはもう5年以上前 (アーカイブ 2019年10月13日 台風19号一過 中野島 隣の稲田堤の建築中の現場まで歩いて確認に行った時の写真。南武線はストップ)

↓ 工事の状況 引っ越してき昔には普通に見られたギンイチモンジセセリも減少の一途をたどり、このところ姿を消したような気がしている。私が名も知らない生物たちがどれだけ姿を消したのだろうか? 生物多様性?

↓ あまり殺風景なので、堰の上流側に回って見つけた番(つがい)のカイツブリに気持ちが和んだ


