多摩川 ヒドリガモ

多摩川にだんんだんカモたちが増えてきました。

浮かんでいたのが伸び上がって羽をばたつかせているのはオスのヒドリガモ。ヒドリは「緋鳥」で頭部と首が赤っぽいことからきているとのこと。羽をばたつかせるのは羽繕い、水浴びのあとのストレッチだとか、ゴミ・ムシを除去するためだとか、周囲に対する威嚇だとか諸説あるようだが実際のところはカモに訊いてみるしかなさそうだ。「翼鏡」(緑色の部分、専門的には「次列風切」というらしい)は普段羽を閉じているときには殆ど見えず、このバタバタしている時と飛んでいる時にしか全体を見ることはできない。カモの種類によって翼鏡の色が違うのは群で渡りをする際に、仲間を識別するのに役立つと言われているが、いずれにしても奥ゆかしく美しいのでこのバタバタは楽しみな瞬間でもある。

⇒ 関連記事 マガモの翼鏡

↓ ヒドリガモの群(頭部の赤茶っぽいのがオスでそれ以外はメス)

↓ 渋い緑の翼鏡

↓ 同

↓ 逆立ちして水中のエサ(水草)を漁る

↓ マガモやコガモの姿も見える堰の滝部分

 

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