山頂に集まる蝶たち(2) オオムラサキほか
山頂の第2弾、夕刻編です。
夕刻になると俄にいろんな蝶たちがが活発に動き出す。もうミドリシジミたちの季節は過ぎたが、今はタテハチョウたち。まずはオオムラサキが現われた。みずからのテリトリーと決めた空間を俯瞰できる位置にとまって開翅して睨みをきかす。ただその空間は他のタテハチョウたちにとっても好まれるようで、アカボシゴマダラ、スミナガシが引き続いてちょっかいを出して侵入したり葉上で同様に開翅したりする。その都度オオムラサキは飛びたち侵入者を執拗に追尾して追払ってはもとの位置に戻る(八王子市)。
本来、テリトリー内に入ってくるメスの獲得が目的の行動ではあるのにこうも邪魔者が多くては(他のタテハにとっても同じことではあるが)なかなか出逢いが困難になるのではないかと心配になるが、ま、大きなお世話です。
⇒ 短い動画 スミナガシが侵入し、追尾するオオムラサキ
↓ アカボシゴマダラ 同じスタイル
↓ スミナガシ。前2種に比べると小型
↓ ピントが入道雲に合っているがオオムラサキがスミナガシを追尾している
おーっと! 8月16日といえば京都大文字の送り火だ。下宿向かいの吉田山から如意ヶ嶽を撮った学生時代のアーカイブ。6畳+押入れという空間で冷房設備はウチワだけだったが不満もなく暑い京都の夏を過ごしていた・・・