東高根森林公園 ムラサキシジミの輝き
いよいよ11月も終り、蝶の姿が見られないなかで遠目にも輝いていたのは・・?
遠くからも一際目立つ青紫色の輝きは開翅して日光浴しているムラサキシジミ(♂)。蝶は期待できず、鳥も見かけず殺風景にも思えた森林公園、そんなかでなんと貴重なこの輝き! 得したような気分で丸一日を過ごす・・・オメデトー!
↑ 今度はメスが近くで開翅。メスの方が青紫色は薄く、また、オスに比べてこの範囲は狭い。
↑ 閉じると、落葉に同化して遠くからでは見つけにくい。
↑ 新鮮な個体の日光浴開翅は遠くからでもよく目立つ。気持ちいいという感覚はあるのだろうか?
↑ ハゼノキの紅葉
野山を歩いていてこんな綺麗な蝶を見た経験はありません。仮に目撃していたとしても、恐らく気が付かないのでしょうね。それにしても、11月の末に蝶が飛んでいるとは驚きです。
確かに本当に綺麗なシジミチョウです。
中学一年生の時にアキノキリンソウにとまっていたムラサキシジミを初めて採ったときは感激しました。
でも、それほど珍しい蝶ではありません。私が住んでいるマンションのアラカシの生垣では毎年のように発生していて幼虫の時から観察できます。アラカシはよく生垣に使われるドングリがなる木で、ある程度本数があれば母蝶が産卵して、蝶が出てくる可能性は決して少なくはありません。
⇒ 私が住んでいるマンションのアラカシの生垣とムラサキシジミ