捕食者にして寄生宿主 ヤマトルリジガバチ

二週間ほど前にも紹介したヤマトルリジガバチ。子育て用に勇ましくクモを狩っては巣に持ち帰りますが近くではミドリセイボウが寄生してやろうと狙っています。(ミドリセイボウに続く)

つかまえた小さなニホントカゲを飼育しようとして、生餌が必要になりクモを探してみると(クモ恐怖症につきごく小さいのに限って)ちっとも見つからないので諦めて逃がしてやったことがある。古民家の藁葺(わらぶき)の藁筒を巣にしようと集まっているヤマトルリジガバチを観察していると四六時中クモをくわえている。流石と言おうか狩の能力は凄そうだ。二週間前にはおそらく羽化して間もなかったのだろうが異常なほどの個体数であったが今では分散したらしく時折見かけるくらいに落ち着いた。飛んでいるとよくわからないが、こうして接写してみると金属光沢の瑠璃色はたいへん美しい。

↓ 藁筒の廻りを忙しそうに這い回る

↓ 藁筒に潜り込む。産卵?

↓ 同上

↓ 5分後に出てきた。産卵したのだろうか?

↓ クモを捕えて巣に運ぶべく飛立つ直前、トップに続く(但し、トップの後も飛立たれて行方不明)

↓ 力尽きた個体にアリが群がる。ミドリセイボウだ、アリだと敵が多く自然界は厳しい・・・

 

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