飛ぶ宝石にしてギャング ミドリセイボウ

ミドリセイボウは極めて美しい色彩の割にはギャングのようにヤマトルリジガバチの巣に忍び込んで産卵して寄生するという変わり種です。

ハチなのに「飛ぶ宝石」とも称されるミドリセイボウ(緑青蜂)、古民家の藁葺屋根の藁筒内のヤマトルリジガバチの巣(産卵した卵と生餌のクモ)に産卵して寄生する。ヤマトルリが飛び回るすぐ傍でミドリセイボウが巣内に産卵しようと機会を窺っている。ギャングとはいうものの、彼らにしてみればそれでしか生きていけないという数奇な宿命を背負っていてここまで美しい色彩についても理由はあるのだろうが見当もつかない。ただ、飛んでばかりいてなかなかとまってはくれないので撮影には苦労する。 ※ 「飛ぶ宝石」:カワセミ(鳥)にもこの別名あり

↓ 鳥で言うところの羽繕い的な動作ではあるが意味は不明

↓ 藁筒の中でよく目立つ輝く緑色

↓ アレアレ?! 以前の記事で紹介したセナガアナバチが現われた。ゴキブリに寄生するという相当奇妙な寄生蜂。ヤマトルリジガバチとミドリセイボウの緊張感のあるせめぎ合いの中で、突然水を差された感

⇒ 以前の記事 とんでもない寄生蜂 セナガアナバチ

↓ ヤマトルリジガバチ。 ミドリセイボウの倍近い大きさなのに・・・

 

 

 

 

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