美しいハチ ミドリセイボウ
前回のヤマトルリジガバチに目標を絞って寄生するミドリセイボウの話題です。
よく目にするアシナガバチ、或いは家の周りにも大きな巣を作って危険なキイロスズメバチといった踏切のような黄色っぽい警戒色(相手に対して近づいたら怖いぞという威嚇。実際に怖い)とは異なりなぜここまで美しいのか不思議になるミドリセイボウ。体長1cm内外の小さな蜂ではあるがなかなかの曲者で自分の倍ほどもあるヤマトルリジガバチに寄生する。
⇒ 動画 ミドリセイボウの触角と尾端 (アーカイブ 2023年8月8日)
↓ 藁葺きの古民家の藁の周辺でヤマトルリジガバチが産卵した筒を探しているミドリセイボウ
↓ 同上
↓ なかなかじっととまってはくれないのだが美しさに魅了されてついつい粘ってしまう
↓ ヤマトルリジガバチの巣(といっても、産卵後の親蜂が留守のタイミング)に産卵すべく藁筒にもぐり込むミドリセイボウ
↓ 侵入。これでヤマトルリジガバチ(筒の奥でまだ卵の状態)の命運は尽きた
↓ 宿主となるヤマトルリジガバチ