暑い クマゼミ

一気に暑くなりましたが、関西での用のついでに朝方訪れた神社境内での蝉時雨の話題です。

朝から既に暑い西宮市の神社境内、時雨と言うより、土砂降りとでも言う方がふさわしいくらいの大音響、いったいどれだけいるのかわからないクマゼニがわめき立てている。多摩川や生田緑地ではミンミンゼミが主力でクマゼミは余りいないような気がするがもともと南の温暖地のセミだったのがどんどん北上して今では関東でも珍しくはない。

⇒ 動画 神社境内 クマゼミ鳴く

↓ 子どもの頃、カブトムシのオスと交換したくらい貴重だったクマゼミ

芭蕉の「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声」はネチッとした感のあるニイニイゼミとされているがこのクマゼミ及びミンミンゼミはひたすらうるさくただでさえ暑いのに一層拍車を掛けて暑苦しいことこの上ない。一方、ほかのセミたち:アブラゼミはさわやかで流れるような歌声に聞こえ、ツクツクホーシはメロディーに抑揚と悲壮感が漂い、ヒグラシはもの悲しい(・・・すべて個人の感想です)、等々鳴声もバラエティーに富んでいる。

種類・同じセミでも年によるらしいが幼虫時代に数年も地中に居て(1~2年とか2~3年とかクマゼミの場合は4~5年らしいが実際のところ飼育困難につき実態はよくわからないらしい)、幼虫が夏の日に地上に這い出て脱皮羽化、空蝉(うつせみ)を残してオスはひたすら鳴きまくって短い成虫期間(概ね2週間程度)を経てその生涯を閉じてしまう。知識として幼虫時代の長さを知ると目に触れる期間が余りに短いので、うるさいのにもかかわらずなんとなく儚さの象徴ととらえられるのも自然ではある。

↓ 空蝉(うつせみ → 抜け殻) アーカイブ 2023年8月11日 生田緑地

↓ こちらはアブラゼミ

所変わればで、フランスではセミは南仏にしかいないのでその地域住人以外の仏人にとってはバカンスで行った先でお目に掛かる楽しい存在で明るく良いイメージしかなく「儚い」などの印象とはほど遠いらしい。その証左として日本では「アリとキリギリス」の寓話で知られる「今を楽しめ、それ歌え、やれ踊れ」の役回りの脳天気なキリギリスは、フランスでは「セミ」になって伝わっていて(「セミとアリ」。元々はギリシャの「イソップ寓話」)面白い。

⇒ 動画 南仏アヴィニョン近郊のセミ うるさいだけ・・・ (アーカイブ 2017年7月2日 Ruines Châteauneuf du Pape)

↓ アヴィニョン土産。日本では売れないでしょうね、こんなの作っても・・・

 

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