二ヶ領用水 ハグロトンボ
近くの二ヶ領用水を散歩したところ多摩川沿いでもこの頃、薄暗いところで見かけるハグロトンボがたくさん飛んでいました。
多摩川沿いでは薄暗いところでしか見かけないが二ヶ領用水の周辺は明るいので写真は撮りやすい。幼稚園の頃に住んでいた京都で家の裏の薄暗い森のような谷川廻りを無数にハグロトンボが飛ぶ光景は脳内にこびりついている。そのイメージからはほど遠い明るく小さな流れではあるが幼児体験の記憶のなせる業で実際には案外小さな谷川だったのかも知れない。ただ、このトンボの習性として羽化後しばらくは薄暗い環境を好むが成熟に伴い明るい水辺に移動するらしい。
↓ 岩にとまる。オスの尾(腹部)は金属光沢のある緑色
↓ 水面に浮き沈みする水草にとまる
↓ 力強さはなくパラパラと翅がばらけるようなたよりない飛び方
↓ 交尾準備態勢にあるオスとメス。オスが尾の先でメスの複眼の裏あたりを挟んで固定して・・・というところで、邪魔者出現
↓ お邪魔ムシを追い払って漸く成立、ハートマークがその証し