生田緑地 なんだこれは? アミガサハゴロモ
前回、見つけた奇妙なハゴロモには前から撮ろうとしてピョンと逃げられましたが、今回は・・・
葉の上を虹色に輝く綿毛?がモゾモゾと動いている。あっ、この前見つけて逃げられたアミガサハゴロモだ! とわかった。落ち着いてピントを合せたのが下の画像。相変わらず後ろ姿ではあるがいずれにせよ、いかにも奇妙でいったい何の役割を果たしているのかわかがわからないこの半透明の針のような毛、捕食者に対する威嚇だろうか?
↓ 前回、眼を撮ろうとして前に回り込む前に飛ばれてしまった時の画像
↓ 今回は前に回れた! 後ろから見ても、前から見てもやはり奇妙ではある・・・
↓ 近くにいた成虫のアミガサハゴロモ(最近増えているらしい外来種の方と思われる)
幼虫も成虫も非常に奇妙な虫ですねー。これがカメムシの仲間とは信じがたいです。植物だけではなく、こうした外来の害虫が侵入して来ているのは、本当に憂慮すべき状況だと思います。
外来種の勢いはとても止められるものではなさそうです。
公園の植栽でソテツの人気が高まりよく使われるようになると、南国から移送される樹に卵がついていたクロマダラソテツシジミがこのあたりでも散発的に発生し、温暖化とあいまってそのうち定着するような気がします。
多摩川の植物では日本固有種を探す方が難しいくらい殆どが外来種。鳥ではどこに行ってもガビチョウが鳴いていますし、全国津々浦々の田圃、池に居るアメリカザリガニなど1927年に20匹輸入されて逃げ出したのが始まりですから、もう今更騒いでも詮ない話かという気がしています。なるようにしかならないという諦観・・・