既に出ていた ミヤマカラスアゲハ

前回のアオバセセリの記事の通り、4月も末日、蝶たちの発生状況がいまひとつ掴みきれず1~2週間は昨年より遅れているような気がしていたのですが様子を見がてら毎年訪れる山を覗いてみたところ目的のミヤマカラスアゲハは既に出現済みでした。

観察ポイントのヤマツツジ前に到着して驚いたことに時折訪花するミヤマカラスアゲハは新鮮なオスもいるが既に傷んだ翅の個体も少なくない。春先に発生が遅れていると感じていたが結局去年並の発生推移にキャッチアップしたようだ。この微妙で精緻な翅の模様・色具合は直射日光が当たると黒ずんでしまうし、かといって晴れないと飛んでくれないので撮影条件は思ったより難しい。・・とはいえ出ててくれてありがとう!

↓ 後翅裏側のクリーム色の帯がカラスアゲハとの顕著な違い。ヤマツツジで吸蜜

↓ カラスアゲハ 上記クリーム色の帯はない

↓ ミヤマカラスアゲハ

↓ 同

↓ 翅がかすれ、尾状突起(しっぽに見える)が切れた個体、この程度に傷んだのが割と多かった

↓ 画竜点睛を欠いてしまった一枚。折角姿も光の具合も良かったのに前翅が一部はみ出した、この未熟者!

↓ 新緑に映える

↓ 背中側の谷にアオバセセリがとまっていた

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