ミドリセイボウ その2
先日紹介した美しい寄生蜂ミドリセイボウ、いつも寄生先の宿主ヤマトルリジガバチの留守を狙っている姿しか見ることができないので常々巣への侵入を見たいと思っていました。
ミドリセイボウという蜂はほとんどじっとはしていない。時折藁筒(ワラヅツ)の周辺にとまって周辺の様子を窺っている以外は飛び回っている。稀にじっと動かずに、宿主のヤマトルリジガバチがその巣である筒から出払ったのを確認して押込強盗宜しく巣に侵入、生餌としてジガバチが持ち込んだクモその他に卵を産みつける。とは言え、そんなタイミングに遭遇することは殆どない。
今回、じっとしていたセイボウがゴソゴソと動き出していきなり近くの藁筒にもぐりこみ、出てくるところを確認できた。やった~!という気がしたのではあるが・・・3秒くらいで出てきた、こんな短時間で産卵できるか?ただのカラの筒に入って出てきただけではないのか? 筒の中までは確認できない位置で残念ではあるがあるがまあ、こんなシーンは初めて撮ったのでよしとしておこう。
↓ 動かず
↓ 同上
↓ 同上