窓際のトット・・・と飛びやがれ! ハヤブサ
ついつい乱暴な言葉が・・・裏の多摩川、風が強かったのであまり期待はせず土手を歩いていたのですが・・・
上流の上河原堰に向かって強い向い風の土手を歩きあと堰まで4~50メートルというあたりで頭上を大形の鳥が追い抜いていき堰の建物上部機械室の窓際にとまった。ハヤブサだ・・・こんな向い風に抗してよく飛べたものだと感心、風除けとなる風下の窓際にとまるのは初めて見たがいつもの場所だと、もろに強風を受けるので本能的な行動なのだろう。ただでさえ暗褐色な虹彩である上にいつも日陰に入りあまりはっきりしない眼も直射日光が当たるのでくっきりと見える。
さあこれからは根比べで飛ぶのを待つことになるのだが(なんと言っても飛んでる姿が格好いい)、恐らく風の悪条件の中で猟をして食後の休息のため逆風をついて戻ってきたのだろうからしばらくは飛ぶわけない・・・などと否定的な思考に支配されつつも寒風の中、今か今かと数人の鳥屋さんに混じってじれながら待つことほぼ1時間、ついにつらくなって諦め堰をあとにした(このあたりが鳥撮の方々との忍耐力の差)。まあ、そのうち飛んでいるところも撮れるだろう。
↓ とまっているのはこんなところ、モロに人工的環境
↓ 羽繕い
↓ さらに引くと・・・普段は北側(右)の窓際で河原方向を見てエモノを探したり羽繕いしたりで気を揉ませる
↓ すっかり冬景色になった。戻ってきた中野島入口信号付近より上河原堰を望む