多摩川 ママコノシリヌグイとヒメウラナミジャノメ
暑中の多摩川土手の散歩です。この前にピンクで可憐、名前が 「ママコノシリヌグイ」なる花を訪れる蝶たちを話題にしましたがその続きです。
暑い中の散歩が健康的なのかそうでないのかは別にして、とにかく緑の中に身を置きたくなるのは長年の習性みたいなもの。前回はこのピンクの可憐な花にはセセリたちを中心にコミスジも来ていたが、今回はこのところ数を増やしているヒメウラナミジャノメが訪花していた。4~5月にかけて多摩川の土手や河川敷がナヨクサフジの紫で染まる頃に一気に数を増やしその後は徐々に数を減らしていたのが、このところまた増えてきて新鮮な個体もよく見るようになった。
↓ 5月の多摩川 (アーカイブ 多摩川中野島 2019年5月15日 紫のナヨクサフジと黄のオオキンケイギク。共に帰化植物)
↓ 新鮮な個体。ジャノメは「蛇の目」、翅の目玉模様がこのジャノメチョウ類の名前の由来
↓ 裏と表が見えるアングル。裏にも表にも蛇の目がある
↓ 蛇の目の瞳?部分の怪しく輝く青藍の紋が目を惹く。個体により蛇の目のデザインは随分異なる
↓ 蛇の目部分のアップ。鱗粉の集合が織りなす模様
↓ ヒメジャノメ。最近よく見かけるようになった。ジャノメチョウたちは共通して土手や河原のススキ類を幼虫時代の食草としている
↓ 同じく、ジャノメチョウの仲間のヒカゲチョウ。多摩川土手では数は多くない