高尾山 スミレ・ナラ枯れ

冴えない天気が続いていた中で好天の一日、足馴らしに高尾山を訪ねました。

若干疲れ気味だったのでお手軽に中腹までケーブルのお世話になって駅から約30分の山頂までの散歩を楽しんだ。サクラが散り始め、イロハモミジは新緑の若葉に赤い花がアクセントを添えて美しい。薄暗い山道の斜面には各種スミレが咲き誇っている。

↓ ナガバノスミレサイシン スミレ類はよく似ているので名前が分かりにくく余り自信がない

↓ エイザンスミレ これは葉の形状に特徴があるのでわかりやすい

↓ タチツボスミレ どこも多い一般的なスミレ

↓ マルバスミレ

↓ 山頂(標高599m)、富士が見える。年間300万人の登山者数は世界一らしいが今日はいつもと違い日本人比率95%くらいで 訊いてみると大団体は八王子のアート系専門学校の学生とのことだった。みなさん楽しそうでなかなかいい雰囲気だったが創造的な仕事を目指して学んでいるから活気があるのかな?

↓ 無残! ナラ枯れ。生田緑地でも東高根森林公園でも猛威を振るっている「ナラ枯れ」。頂上でいい木陰を作っていたカシワの老大木がやられて危険防止の観点から伐採されていた。頂上付近だけでも20本くらいが被害に遭い伐採されている

↓ 「ナラ枯れ」の犯人。5mm程度の小さな昆虫:カシノナガキクイムシ。老大木ほど被害に遭いやすいらしい。山頂のビジターセンターで配布している季刊誌「のぶすま 2024年春号」の写真を拝借した。高尾山の自然・生きものについて興味深い話題と綺麗な画像を提供してくれるので訪れるたびに楽しみにしている

↓ 下山して高尾山口駅から向かいの山を望む。サクラ・新緑の薄い緑の組合せが見られる期間は短い

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