多摩川土手散歩 オナガガモほか
お決まりコースの一つ、宿河原堰から中野島までの多摩川土手を歩きました。
宿河原堰、川の中程の浅瀬で羽繕いするオナガガモ、その姿は優美そのもの。以前紹介したコガモ同様身をくねらせて充分に羽繕いしてから静々と泳ぎだした
↓ 川沿いの小径、木のてっぺんのカワラヒワ、高すぎてしかも逆光
↓ マガモがカエルを捕まえていた。食性としては水草、藻などの植物系が中心ではあるが雑食なので昆虫や、たまにはこのようなカエルまで食べる。2月初旬であるのでカエルは地中で冬眠中だったと思われ驚くひまもなかったろうが、マガモにとっては掘り出し物だったのだろう
オナガガモはスマートで格好が良いですねー。マガモがカエルを捕食するというのは初めて見ました。なかなか珍しい写真ではないでしょうか。
地中での長い冬眠のまどろみのなか、いきなり掘り出されて寝惚けまなこなりに大きな嘴にはさまれていて今にも呑みこまれようとしている状況を瞬時に把握した時のカエルの心情を思うと実に不憫です。
食物連鎖というのは言葉に過ぎませんがこのカモですら上空を飛ぶ猛禽に目を付けられていたら何秒か後に同じ運命を辿ります。今この瞬間にも色々な段階で億単位ではおさまらない数の食物連鎖による捕食が地球規模で同時進行しているというのは驚異的ですね。