寄生バチ ミドリセイボウの輝き(1)

異常に暑かった昨年の8月、熱中症は免れましたがあるハチに熱中しました。

その名は「ミドリセイボウ」、体長約1cmくらいで小さいけれど極めて美しいハチであり「寄生蜂」という変わったグループに属し自らの2倍はあると思われるヤマトルリジガバチというこれまた濃紺の金属光沢の美しいハチに寄生する。ミドリセイボウはヤマトルリジガバチ(以下ジガバチ)が藁や竹の筒の中に作った巣に産卵してジガバチの幼虫や親バチが持ち込んだエサ用のクモを食して生長する。

これまでピンボケの写真しか撮ったことがなかったが、同好の方より発生を教えていただき、相棒のHenk氏とともに大いに盛り上がり、ただでさえ暑い夏をさら熱く過ごすこととなった。

⇒ 動画:ミドリセイボウの触角・尾端

↓ 実際の体長は写真のとおり(1cm内外)。宿主のジガバチの巣があるワラ筒周辺で張っていて、すきあらば、巣のある筒内に産卵してやろうと目論んでいる

↓ 寄生される側のジガバチ  次回に続く

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