井の頭公園 水鳥たち
いよいよ師走に突入、新宿方面に用があったので寄り道して井の頭公園を覗いてみました。
まだ、時期的には早いようで全体的に水鳥の個体数は多くはないものの何種類かを見ることができた。トップはオオバン、眼が赤いのが印象的で近寄ってきたので赤い眼を撮ったらUターンして仲間の方に去って行った。サービス精神旺盛、ありがとね!
↓ オオバンの赤い眼
↓ 並んで泳ぐマガモのオス、番(つがい)ではない・・・
↓ カモ類は判別がややこしい、おそらくヒドリガモだと思うが・・・
↓ 一番多かったキンクロハジロ、盛んに潜っていた。
↓ 潜り専門と言えばこのカイツブリ。周りの鳥たちに比べひときわ小さいが潜りに関しては他を圧倒している。
これらのマガモはマルガモではなく純粋のようですね。写真のキンクロハジロは雌でしょうか。
繁殖期のオスは「冠羽」という長くなった後頭部の羽毛があることで区別でき写真の個体もその特徴があるのでオスです。
マガモについてはご指摘の通りで、「マルガモ」(マガモとカルガモのハイブリッドの俗称)ではありません。マルガモのオスは頭がマガモのオスのように緑に輝きますが、嘴(くちばし)がマガモのように全部黄色でなく、先端だけが黄色いというカルガモの特徴を有しています(添付写真参照)。
キンクロハジロ、難しいですねー。私が普段見ている雄は腹の白さが目立ち、黒白のコントラストが強烈で印象深いので、写真の鳥は雌と思ったわけです。また、「フィールドガイド日本の野鳥」によれば雌にも短い冠羽はあるようです。ただし、水鳥にはエクリプスがありますから、写真の鳥がエクリプスとすれば、雄であることも否定できません。
taka さん、
確かにそうかもしれませんね、鳥の同定はご指摘のエクリプス、幼鳥など図鑑やネットだけからでは、ほぼ初心者の私にはわからないことが多くお手上げ状態で、特にカモ類は困りものです。