水との戦い ミドリシジミ
前回、空振りに終ったミドリシジミの撮影。今回も文明の利器長靴をはいて埼玉の森に臨んだのですが・・・ mats
6月3日、4日と週末二日は、公用と私用でともに疲労困憊、精魂尽きた状態だったたので、5日の月曜は午前を休んで埼玉の森に向かいました。疲労回復にはこれが一番。前回訪れた後の6月2日の大雨の影響が気になりながらも現地に早朝6時に到着してみると、想定を遙かに超えた水深でした。池や川の水深でなくハンノキ林のなかの小径(だったはず)の水深です。30センチの長靴ではかなり微妙なところが多く慎重にゆっくりと歩いている内に、無情にも徐々に浸水してしまい、エーイ!と諦めて怖いモノなしになってどこでも自由にジャブジャブ歩いて目的のミドリシジミを探しましたがハンノキも下草も根元は水の中、これでは下草を這い上がってくることもありえないのでは? といぶかりながらも歩く内に水深の浅い草原部の葉上にとまっているオスをついに発見。まだ新しい個体です。さあ、「開け!」と祈りながら随分待ちましたがピクリともせず動く気配はないので、伝家の宝刀LED懐中電灯で照らしてやると、少し反応して金緑色の翅の表をチラリと見せたかと思うと上空に飛び立ってしまいました。結局これだけに終り、どうやら発生の初期段階のようです。再リベンジ?
⇒ 参考 蝶百科図鑑 ミドリシジミ
↓ やっぱり、開いてくれないと魅力半減
↓ トンボエダシャク(蛾の仲間)がいた
↓ 小川ではなく、小径です・・・
↓ 岡部に上がって、長靴の水を出して歩くたびにしていた異音からやっと解放
↓ 昨年の画像(同時期、同じ場所)