根比べ ミドリシジミ
なかなか翅を開こうとしないミドリシジミの話題です。 mats
このところ埼玉まで遠征していたミドリシジミの撮影、やはり県民として神奈川でも撮りたくなって県内のハンノキの森を訪ねました。前回のように地面が水浸しではない代わりに桟道からの撮影につき蝶の位置によっては近くから撮れず望遠での撮影を余儀なくされます。
9:46 下草の葉上で翅を閉じて後ろ向きにとまっているミドリシジミを発見・・・までは良かったのですが、一向に翅を開こうとしません。時間の経過とともに向きを少しずつ変えて期待させる割にはちっとも翅は開かず。光が当たると開くことが多いので、移ろう木漏れ日が当たってくれることを期待しつつ蝶との根比べです。待つこと1時間15分、やっと木漏れ日が周辺に当たりだした頃には初めとはほぼ反転してこちらの方を向いていて、そして、ついに・・。
11:05 ゆっくりと誇らしげに開いたのがトップの画像です。その後、ちょっと飛んで位置を上部に変えて再び開翅、こちらを向いて開いてくれているので4枚全ての翅が輝いて美しい・・・
11:08 いきなり飛びたって樹上に消えました。それにしても最後の最後の3分間に心憎い演出をしてくれました。いつもこんなハッピーエンドだったらいいですね!
⇒ 参考 蝶百科図鑑 ミドリシジミ
↓ 10:10 後ろ向きだったのが真横に
↓ 10:51 木漏れ日で少し廻りが明るくなってさらに向きを変える ⇒ トップの画像に
↓ 11:06 位置を上部にかえて開翅。光の方向によりトップとは翅の色が微妙に違う
↓ 11:08 飛びたってハンノキの樹上に。いきなりだったのでピンボケ・・・