脚がモコモコ イワツバメ 番外
クモマツマキチョウの撮影に訪れた長野県の立山黒部アルペンルートの拠点扇沢にいた鳥の話題です。 mats
バスターミナルである「扇沢駅」の廻りには無数のイワツバメが岩場や建物の軒下に巣を作って(コロニーと呼ばれる)います。脚まで白い毛に覆われてモコモコしています。
↓ 扇沢駅 ⇒(電気バス)⇒ 黒部ダム⇒(ケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバス)⇒ 立山 室堂 ⇒(バス)⇒ 立山駅
一方、下は地元のJR中野島駅で、随分大きくなったヒナが気になっていた普通のツバメです。こんな狭い巣に5羽もひしめいていて親鳥がエサを運んでくる度にみんな大きく口を開けピーピーと自己主張して大騒ぎ。それにしても親鳥たちのこの休む間もない献身的な働きぶりを見ていると自然の摂理と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、万感交々到ります。
これは6月7日の状況ですが、最下段、3日後の6月10日にどうやら「巣立ち」が行われたようで突如、全部いなくなりました。孵化して約3週間くらいで巣立つので、随分速く「一人前」になるものですね。
↓ JR中野島駅 6月7日 こんなスペースに5羽もひしめいている。三密云々なんて言ってられない
↓ 3日後の6月10日、どうやら「巣立ち」が行われたらしい。そして誰もいなくなった・・・
↓ すぐそばの電線に親鳥らしきオス(尾が長い)がとまっていた。一仕事終えて心なしかお疲れモード
↓ 沿線のJR久地駅 駅前の商店街。大きくなってきたヒナたち(ここも5羽いる)が1週間+αくらいの遅れであとを追う